行き先
学生時代に暮らした街。
そこから一駅離れた街に大きなショッピングセンターがありました。
そこには、当時としても珍しいエレベーターガールがいて、利用客に各階の案内と行き先ボタンの操作をしていました。
「いらっしゃいませ。ご利用の階をお知らせ下さい。」
「お待たせしました。○○階、××△△売場でございます。」
若くてきれいなお姉さんが、優しい声で案内してくれます。
ある日、エレベーターに乗ると、客は私一人だけ。行きたい場所は最上階。
「いらっしゃいませ。ご利用の階をお知らせ下さい。」
「終点まで!」
お姉さん、顔付き急変。その後、案内は一切せず終始無言。
# あの手の案内って自分のリズムで喋ってるから、イレギュラーな応対されるとリズムが狂って言葉に詰まっちゃうんだよね。
でも、最上階に着くまでの時間がとっても長く感じました。(^^;
