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One's Doghouse

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4. 25, 2004

好意は無にせず

 学生時代、銭湯に行こうとした時のこと。
 お酒好きの先輩から「銭湯のそばの酒屋にビールの自動販売機があるから帰りに缶ビール買ってきてくれ。一本おごるから。」とお使いを頼まれました。
 貧乏学生のこと、缶ビール一本もらえるとなれば断る理由はどこにもありません。お金を預かって出かけました。

 銭湯で汚れと汗を流し、身も心もさっぱり。
 黄昏の風にあたりながら自動販売機でお使いのビールを一つ。
 お金を入れてボタンを押す。
 「ガチャン」
 下に落ちてきたビールを取り出します。
 つぎは、お駄賃のビールを一つ。(^^)
 お金を入れてボタンを押す。
 「ガチャン」、、、「ガチャン」、、、「ガチャン」
 どうした分けかビールがどんどん出てくる。
 取り出し口が詰まりそうなのでビールを取り出さなきゃならない。
 儲かっちゃった!(^^v
 なんて思いながらいそいそと取り出しました。
 「ガチャン」、、、「ガチャン」、、、「ガチャン」
 ところがビールは次から次へと出てきます。
 困った、どうしよう。1本、2本ならラッキッ!で済むけど、こんなに出てきちゃ収拾がつかない。
 そう思っている最中にもビールはどんどん出てきます。

 もし、後1本出たところで止まらなかったら、お店の人を呼ぼう。
 そう思ったとたん、私の気持ちを察したかのようにビールがピタリと止まりました。
 良かった、でも、こんなにいっぱいのビールをどうしよう。

 すみませ〜ん。袋ください。

# 結局、お店の人を呼んでしまいました。
 好意は無にせず、ありがたく頂くのが貧乏学生の生きるすべ、、、(^^;